CD~音楽について

「Eternal return」話最終回です。


今回のアルバムは構成に一番気を使いました。
それらを含めて編曲のお話を。


ザッと流れを説明すると、
 A/まずは企画です。どういうコンセプトで作るか。テーマは何なのか。諸々悩みます。
 B/そしてアルバムとしてバランスの良い楽曲数を検討します。今回は全12曲と決めました。
 C/それを4部に分けます。つまり1セクションが3楽章づつ区切られます。ここらへんの発想はバッハのゴールドベルク変奏曲とかに影響を受けてます…
 D/ワーズワースの詩をテキストとしているので、それを12分割に割り振り、それぞれ詞に対応したピアノ楽曲を作ります。
 E/ピアノ曲を元にプロト用の曲を作ってみます。
 F/全曲プロトが出来た時点で曲の流れを考え楽曲の調を決定します。
 G/プリプロを作ります。これを元に編曲や収録を行います。
 H/ミックスとマスタリングを行い完成です。


・・・とまあ並べてみると長い道のりですね(汗)
文章だけではなんなので資料を用意してみました。

編曲の過程をアルバム2曲目の”There was a time”を例にして追って見ましょう。


E/ピアノ曲の譜面です。半音階進行や変拍子を使ってます。
F/プロト楽曲です。この時点では割と遅いテンポで作ってました…

      1. プロト

G/そしてプリプロを作ります。歌曲なので声を意識した編曲と他の曲のバランスを考えてテンポが速くなっています。
      2. プリプロ

H/最後に編曲をJun Nishimuraさんにお願いして最終はこうなりました。
      3. マスター




いかがだったでしょうか?
ちなみに「1セクションが3楽章ある」と前記していますが、その中でも2楽章目にあたる曲のアレンジをJun Nishimuraさんに全てお願いしています。
こうすることでアルバム全体に緩急がついて聞き飽きない出来になったかと…!



ツラツラとムズカシく書きましたが、聴いて頂くのが一番だと思います!
「Eternal return」色々な想いを込めて、手塩に掛けて作ったアルバムです。
是非ゼヒCDにてお聴き頂けると嬉しいです。

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